燃料電池

新日本石油の取組みを紹介します
灯油(LPガス)仕様1kw級燃料電池 

燃料電池とは?
電解質をはさむ電極に、灯油(LPガス)から取り出した水素を、もう一方の電極に空気中の酸素を送り込むと、電気化学的な反応が起こり、電気と水が生じます

燃料電池は、電気と同時にお湯を作るシステムです

燃料電池の3つの特徴
1. 環境に優しい
燃料電池は、酸素と水素の電気化学反応で電気を作るため、酸性雨の原因となる窒素酸化物や硫黄酸化物をほとんど発生しません
エネルギー効率が高いため、温暖化効果ガスの大半を占める二酸化炭素の排出量も従来システムと比べて30~40%削減可能
2. 光熱費を節約
電気と熱を同時に発生させるコージェネレーションシステムなので、灯油(LPガス)の使用量は増加しますが、電気料金を大幅に削減します
3. 省エネ設計
各家庭で発電するため、送電時の電気ロスがありません
発電時に発生する熱を給湯や暖房に使用できます
エネルギー効率は、約80%と、従来の電力供給システムに比べて高い

発電した電気は、標準的なご家庭の電気使用量の約60%をまかなうことができます。また、燃料電池システムから出るお湯は、バスルーム、キッチン、洗面所はもちろん、床暖房等、いろいろな場面で利用できます
青森県の課題の一つは、冬の暖房です。
冬は、積雪が多く、とても寒い日が続きます。
どのような効率的な暖房システムを、将来に向けて開発していくかが、重要な課題です。
今回紹介しました燃料電池、エネルギー効率が約80%と非常に高く、電気とお湯を利用するため、青森県に適したエネルギーと考えられます。
しかし、その一方で、まだ、お湯の温度が低いため、厳冬時に強い、高温給湯を目指していかなくてはなりません。
また、灯油やLPガスに代わる水素製造技術も、これからの課題です。
各家庭に、燃料電池システム(コージェネレーションシステム)が導入されれば、日本のエネルギー事情も大きく変わっていくのではないでしょうか。

新日本石油は、さらに、燃料電池車の普及促進に取り組んでおります。一日も早く、CO2を排出しない、次世代の燃料電池車の一般への普及が進んでいくことを目指していきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)